コンセプト評価とは|セミファイナルの位置づけと採点ルール
「コンセプト評価」は、PRODUCE 101 JAPAN 新世界のデビュー11名を決めるファイナル直前のセミファイナルです。第8話の順位発表式で生き残った生存35名が5つのチームに分かれ、各チーム専用のコンセプト楽曲を披露して競います。
採点の仕組みは下記の通りです。
- 場内投票:会場の国民プロデューサーが、ステージを見て1チームに投票。各チームの得票数が「チーム順位」になります。
- ベネフィット票:優勝チームの7名のみに与えられる特大ボーナス。チーム内貢献度ランキングに応じて、1位=+100,000票/2位=+50,000票…と段階的に加算されます。優勝チームでなければ加算ゼロ。
- 個人成績:場内票(個人ごとの得票)にベネフィット票を加えた「表示得票」で、35名全体の順位が決まります。
このルールにより、優勝チームの上位メンバーは個人順位を大きく押し上げます。一方で、優勝チームに入れなかった練習生も「場内票が伸びていれば次回以降の票読みでは強い」と言える、味わい深い回がコンセプト評価です。
全5チーム順位|BLACK ANGEL 135票で優勝、Fuego 59票/KICK 58票が1票差の僅差
会場の国民プロデューサー投票によるチーム順位は下記の通りです。1位 BLACK ANGEL が135票、2位 Neko(ねこ) 100票、3位 DREAMER 77票、4位 Fuego 59票、5位 KICK 58票。4位・5位はわずか1票差でした。
| 順位 | チーム | 楽曲 | 得票数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | BLACK ANGEL | BLACK ANGEL | 135票 |
| 2位 | Neko(ねこ) | Neko(ねこ) | 100票 |
| 3位 | DREAMER | DREAMER | 77票 |
| 4位 | Fuego | Fuego | 59票 |
| 5位 | KICK | KICK | 58票 |
各チームのステージ動画・担当ロール・所属メンバーは、この記事下部の「チーム別ステージ詳細」セクションでまとめて確認できます。
ベネフィット票の仕組み|優勝BLACK ANGEL内の順位で個人成績が激変
優勝チームBLACK ANGELの7名にだけ、特大のベネフィット票が加算されました。チーム内貢献度ランキングに応じて、1位=+100,000票、2位=+50,000票、3位=+40,000票、4位=+30,000票、5位=+20,000票、6位=+10,000票、7位は加算なし、という段階構成です。
この加算により、優勝チーム1位のオ・シンヘン(SHINHAENG)の表示得票は100,032票と圧倒的な数字になりました。一方、優勝チーム7位の後藤 結(YUKI)はベネフィット票ゼロ、場内票10票のみが表示されています。「優勝チームに入る」ことの利得が、いかに大きいかが分かる仕組みです。
| 内部順位 | 練習生(BLACK ANGEL) | ベネフィット票 | 場内票 | 表示合計 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | オ・シンヘンSHINHAENG | +100,000 | 32 | 100,032 |
| 2位 | 釼持 吉成KINARI | +50,000 | 27 | 50,027 |
| 3位 | パク・シヨンSIYOUNG | +40,000 | 22 | 40,022 |
| 4位 | 飯塚 亮賀RYOGA | +30,000 | 20 | 30,020 |
| 5位 | 安部 結蘭YURA | +20,000 | 13 | 20,013 |
| 6位 | 岡田 侑磨YUMA | +10,000 | 11 | 10,011 |
| 7位 | 後藤 結YUKI | — | 10 | 10 |
生存35名 個人成績ランキング【完全版】
コンセプト評価ステージ場内投票による、生存35名の個人成績一覧です。1〜6位は優勝チームBLACK ANGELのベネフィット票受領者、7位以降は場内投票数順。各練習生名から個別プロフィール記事へ移動できます。
| 順位 | 練習生 | チーム | 表示得票 |
|---|---|---|---|
| 1 | オ・シンヘンSHINHAENG | BLACK ANGEL | 100,032 |
| 2 | 釼持 吉成KINARI | BLACK ANGEL | 50,027 |
| 3 | パク・シヨンSIYOUNG | BLACK ANGEL | 40,022 |
| 4 | 飯塚 亮賀RYOGA | BLACK ANGEL | 30,020 |
| 5 | 安部 結蘭YURA | BLACK ANGEL | 20,013 |
| 6 | 岡田 侑磨YUMA | BLACK ANGEL | 10,011 |
| 7 | 矢田 佳暉YOSHIKI | Neko(ねこ) | 31 |
| 8 | 熊部 拓斗K.TAKUTO | DREAMER | 22 |
| 9 | 土田 央修OSUKE | Neko(ねこ) | 21 |
| 10 | 照井 康祐KOSUKE | Fuego | 19 |
| 11 | 山下 柊Y.SHU | Neko(ねこ) | 18 |
| 12 | 青沼 昂史朗KOSHIRO | DREAMER | 17 |
| 13 | 倉橋 吾槙GOTEN | KICK | 15 |
| 14 | チェン・リッキーRICKEY | Fuego | 14 |
| 15 | 加藤 大樹K.DAIKI | Neko(ねこ) | 11 |
| 15 | ユン・ジェヨンJAEYONG | DREAMER | 11 |
| 15 | 小野 慶人KEITO | DREAMER | 11 |
| 18 | 後藤 結YUKI | BLACK ANGEL | 10 |
| 19 | 杉山 竜司RYUJI | KICK | 9 |
| 19 | 大林 悠成O.YUSEI | KICK | 9 |
| 21 | 石田 亮太RYOTA | KICK | 8 |
| 22 | ユ・ヒョンスンHYEONSEUNG | Fuego | 7 |
| 22 | イ・ヒョンジェHYUNJAE | Neko(ねこ) | 7 |
| 22 | 柳谷 伊冴ISSA | DREAMER | 7 |
| 22 | 浅香 孝太郎KOTARO | KICK | 7 |
| 22 | 小清水 蓮KO.REN | Neko(ねこ) | 7 |
| 22 | 濱田 永遠TOWA | Fuego | 7 |
| 28 | 篠ヶ谷 歩夢S.AYUMU | Neko(ねこ) | 5 |
| 28 | 小林 千悟CHISATO | KICK | 5 |
| 28 | 小笠原ジュゼッペ 慧GIUSEPPE | Fuego | 5 |
| 28 | リュウ・カイチKAICHI | DREAMER | 5 |
| 28 | 横山 奏夢KANAME | KICK | 5 |
| 28 | 今江 陸斗I.RIKUTO | Fuego | 5 |
| 34 | アダム・ナガイADAM | DREAMER | 4 |
| 35 | 田中 蒔MAKI | Fuego | 2 |
チーム別ステージ詳細|全5チームの楽曲・動画・メンバー
各チームのステージ動画、楽曲名、所属メンバー(担当ロール付き)を下記にまとめます。練習生名から個別プロフィール記事に移動できます。
1位BLACK ANGEL135票
🎵 楽曲:BLACK ANGEL
👥 メンバー(担当ロール)
2位Neko(ねこ)100票
🎵 楽曲:Neko(ねこ)
👥 メンバー(担当ロール)
3位DREAMER77票
🎵 楽曲:DREAMER
👥 メンバー(担当ロール)
4位Fuego59票
🎵 楽曲:Fuego
👥 メンバー(担当ロール)
5位KICK58票
🎵 楽曲:KICK
👥 メンバー(担当ロール)
コンセプト評価ステージの注目シーン|第9話ハイライト
第9話で描かれた、各チームの注目シーンをまとめます。優勝チーム結成までの葛藤、トレーナーからの厳しいフィードバック、チームメイト同士の本音の対話——コンセプト評価の見どころを練習生密着で振り返ります。
「番組をやめて出ていきたい」— 放出された浅香孝太郎を救ったKICKの絆
ポジション評価で念願の「BLACK ANGEL」メインボーカルを掴みながら、第9話の再編成でそのポジションから放出された浅香孝太郎さん。ショックはあまりにも深く、「番組をやめて出ていきたい」と泣き崩れるほどでした。合流した「KICK」チームにも最初は良い印象を持てず、「自分のことしか見えていなかった」と振り返るほど、練習にも身が入らない——そんなどん底からのスタートでした。
転機はボーカルレッスンでした。ボーカルトレーナーの川畑要さんから「諦める癖が多い」「失敗してもいいから、今は声を出す」と、厳しくも愛のある言葉を受け取ります。「心臓を揺らす鼓動だから」という楽曲の解釈を伝えられた孝太郎さんは、少しずつ覚悟を固め、「アイドルとして全うする」と前を向き始めました。
そして、振付「HOWL」のレッスンを重ねるうちに、チームは一つになっていきます。明るく迎え入れ、小さな気遣いを積み重ねてくれたKICKメンバーに、孝太郎さんの心は救われました。最後は「本当に、みんなのおかげ」と照れくさそうに笑い合う姿で締めくくられます。挫折のどん底から這い上がった先にあったのは、KICKというチームの確かな結束でした。
「振り付けの解像度が低い」を覆せ — 照井康祐が灯したFuegoの“内なる炎”
Fuegoの勝負曲は、振り付けをトレーナー自身が手がけた一曲でした。しかしそのトレーナーから、「絶対に勝てる作品を渡したのに、振り付けの解像度が低すぎて気持ちが乗り切れていない」と厳しいダメ出しを受けます。「ただ踊れるだけでは勝てない」——プロが求める水準の高さが、チームの前に大きな壁として立ちはだかりました。
動いたのは照井康祐さんでした。課題を感じた康祐さんは、自らトレーナーに「10分だけください」と時間を請い、マンツーマンの指導を仰ぎます。そこで掴んだのは、表面的な不良っぽさではなく「内に秘めたメラメラとした熱量」という曲の真髄でした。歌詞とジェスチャーのつながりをノートに書き出し、振り付けの意図を徹底的に分析していきます。
その姿を見たトレーナーは、「康祐がみんなに火をつけるキーパーソンだ」と彼に託します。言葉どおり、康祐さんは中国語圏の海外練習生にも付きっきりで振り付けのニュアンスを伝え、チーム全体を牽引していきました。「ここが最後のチャンス、全部出し切る」——一人の行動力が、Fuego全体の熱量を本番へと引き上げていきます。
「レベルが低すぎる」— 実力者集団Nekoが“本当のチーム”へ、加藤大樹が壊した遠慮
実力者が集う「Neko」は、いわば今期のアベンジャーズチーム。しかし振付を手がけたYUMEKIトレーナーから、「レベルが低すぎてヤバい」と激しい叱責を受けます。「1人も抜けちゃダメなのに、自分の確認ばかりで周りを見ていない」——個々のスキルは高くても、それは“こなしているだけ”。チームワークの欠如をずばりと突かれました。
この状況に最も危機感を抱いていたのが、センターの加藤大樹さんでした。第1回・第2回の順位発表式で1位を獲得しながらも「絶対に勝ちたい」と決して満足しない彼は、過去のアベンジャーズチームが“結束力の見えなさ”で敗れてきたことがずっと引っかかっていたと言います。そしてメンバーに本音をぶつけます。「意見があるなら言ってほしい。言わないと始まらない」。
組んだことのないメンバー同士の「遠慮」が、Nekoの見えない壁になっていました。加藤さんの言葉をきっかけに、メンバーは少しずつ本音を出し始めます。「楽しさが素で出ていない“偽物のパフォーマンス”になるのが嫌だ」「他のチームが上手だからこそ、自分たちが劣って見える」——不安も目標も正直に共有し合ったとき、Nekoは“個人の寄せ集め”から“本当のチーム”へと変わり始めました。
「正直、その涙を慰めたくない」— JAEYONG激怒の裏にあったDREAMERへの“愛の鞭”
セミファイナルとなるコンセプト評価を目前に控えたDREAMER。しかしリハーサル前日になっても振付の進捗は遅く、表情管理もボーカルのライブ練習も追いついていません。センターのユン・ジェヨンさんは、この状況に「このままでは本気で放送事故になる」と強い危機感を抱きます。明るく幸福感のある楽曲コンセプトとは裏腹の、絶望的な準備不足でした。
ジェヨンさんの指導はシビアでした。以前伝えた振付のフィードバックが活かせていない小野慶人さんに対し、厳しく言葉をかけます。慶人さんが涙を見せても、ジェヨンさんは突き放しました。「正直、その涙を慰めたくない。自分だったら寝ずに練習する」。泣いて済む段階ではない——デビューを懸けたサバイバルの現実を、まっすぐ突きつけたのです。
なぜ、ここまで厳しいのか。普段は雰囲気を壊さないよう明るく振る舞ってきたジェヨンさんが、ついに本音を吐露します。「自分より順位が上のメンバーができていないのが悔しい。その順位にふさわしい実力を証明して、納得させてほしい」。「このままデビューしても、長くは生き残れない」——その厳しい言葉の奥にあったのは、デビュー後の未来まで見据えた、仲間への深い情でした。ジェヨンさんの激怒は、紛れもない“愛の鞭”だったのです。
「自分はいない方がよかったのか」— 飯塚亮賀を救ったパク・シヨンの言葉、BLACK ANGEL優勝の舞台裏
優勝を果たしたBLACK ANGELにも、見えない苦悩がありました。チーム内で一人、実力が追いつかないと感じていた飯塚亮賀さんは、「自分がいない方が完成度が上がるのではないか」「足手まといだと思われているはず」と、一人で思い詰めていきます。勝手な思い込みで孤立しかけていた彼に、トレーナーはこう助言しました。「悩むなら、本人に聞け。自分の口で言うべきだ」。
勇気を出した亮賀さんは、メンバー——とりわけパク・シヨンさんに、ずっと抱えていた本音を打ち明けます。「自分がどう思われているか、ずっと気がかりだった」。返ってきたのは、彼の努力を丸ごと肯定する言葉でした。「(いらないなんて)1mmも思っていない」「亮賀はモチベーション高く練習している。自分も最初は全くできなかったから、気持ちが分かる」。シヨンさんの懐の深さが、亮賀さんの心を少しずつほどいていきます。
メンバーの本音を聞いた亮賀さんは、晴れやかな表情でこう語りました。「みんないい人たちで、どう思っているのか聞けて、今はもう不安はない」。心理的な不安が消えたとき、BLACK ANGELは本当の意味で一つになりました。優勝の輝きの裏には、一人ひとりの不安と向き合い、乗り越えてきた確かなチームビルディングがあったのです。
コンセプト評価チームの再編成|チーム内投票で動いた3名
第9話冒頭で行われた「チーム内投票による再編成」では、定員超過のチームから移動するメンバーが投票で決まりました。編成時のAチーム(後にBLACK ANGELとなるチーム)から、下記3名が他チームへ移動しています。
再編成の経緯(チーム内投票での葛藤や、放出された練習生の心情)は第9話 放送当日の速報記事でも詳しく取り上げています。
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まとめ|コンセプト評価結果が示したこと、次のファイナルへ
コンセプト評価は、デビュー直前のセミファイナルとして「優勝チームに入る」ことの利得が極端に大きい回でした。BLACK ANGELの7名がベネフィット票で一気に表示得票を伸ばした一方、他チームの上位メンバーも場内票でしっかり存在感を示しています。個人成績ランキングを見ると、優勝チーム外でも矢田 佳暉(YOSHIKI/Neko 7位)・熊部 拓斗(K.TAKUTO/DREAMER 8位)・土田 央修(OSUKE/Neko 9位)といった面々が場内票上位を確保しており、ファイナルの票読みの鍵になりそうです。
本シーズンは5月28日(木)放送の第10話で順位発表式(脱落発表)、続く6月6日(土)がグランドファイナルです。コンセプト評価で見つけた「気になる練習生」を、個別プロフィール記事で深掘りしておくと、残り2話がさらに楽しめるはずです。